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EL−97シリーズ
デジタル温度計の交換方法

交換作業時に便利 印刷して使えるPDF版もあります。
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97シリーズ専用 デジタル温度表示ユニット
付属品 端子用精密ドライバー 1本
     端子用ネジ・座金(予備) 5セット

必要工具 (+)プラスドライバー(最適なサイズ:No.2)
       (−) マイナスドライバー(小さめのもの)
ご 注 意

この部品をご注文前に、下記の交換方法をご確認下さい。

初期不良などの場合以外、納品後の返品はお受けできませんのでご了承下さい。

ご自身での交換が不安な場合は、出張またはお預かりでの交換修理をお勧めします。
(別途、出張費用・技術料・送料などががかかります)

GK−97シリーズおよびTH−97シリーズのボイラー部分は、お客様自身での交換は出来ません。
交換をご希望の際は、弊社サポート窓口までご連絡下さい。

この部品は精密機器です。
落としたり、水に濡らしたりしないよう、取扱はご注意下さい。

取り外した古い温度計が水に濡れている、または濡れていた形跡がある場合は、交換を中止して弊社までご連絡下さい。
スチーマーから
水漏れがある状態で温度計表示ユニットを交換しても、すぐに浸水し故障する場合があります。

交換の際は、必ず
スチーマーの電源を切ってください。
電源を入れたまま作業をすると、ショートしてスチーマー本体が故障する場合があります。

交換の際に、端子の取り付け位置を間違えないでください。
接続を間違ったまま電源を入れると、損傷したり、正しく表示しない場合があります。

その他、ご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせ下さい。
EL−97シリーズ 温度計表示部の交換手順
1. 電源を切り、蛇口を締めます。

スチーマーの電源を切り、蛇口から水が垂れないように、しっかりハンドルを締めてください。
電源を入れたまま作業をすると、ショートしてスチーマー本体が故障することがあります。

2.

@
温度計表示ユニットを取り出します。

温度計取り出しネジ(左・右)を(+)ドライバーを使用して右に回し、温度計表示ユニットを浮かせます。

右側ネジの3回まわしたら、左側のネジを3回まわすと言った具合に、交互に回していきます
※極端に片側だけをまわすと、取付部分が歪んだり、温度計を取り出しにくくなりますのでご注意下さい。


右のネジを3回右にまわし・・・

左のネジを3回右にまわします。
これを交互に、回らなくなるまで繰り返します。

両方のネジが回らなくなるまでいくと、温度計表示ユニットが浮き出てきます。

A 次に、表示ユニットを軽く引っ張りながら、内側にある爪を(−)ドライバーなどで左側、右側と交互に押しながら引き出します。
※スチーマー本体にドライバーを当てるとキズが入りますので、慎重に行ってください。


表示ユニットを引っ張りながら、右の爪を押し・・・

左の爪を押しながら、徐々に引き出します。
これを交互に、数回繰り返します。

温度計の取り出し完了!


※ コードを強く引っ張らないようにご注意ください。

B 温度計取り出しネジを元に戻します。
@と逆の手順で、今度はネジを左に回していきます。
左右のネジが、回らなくなったら完了です。

3. 取り出した温度計表示ユニットの状態を確認します。

取り出したユニットが水に濡れている、または濡れていた形跡がある場合は、交換を中止して弊社までご連絡下さい。
スチーマーから漏水がある状態で温度計を交換しても、すぐに浸水し故障する場合があります。
温度計表示ユニットは、奥まで差し込めば元通りになります。

4. 古い温度計表示に付いている端子を、新しいユニットにつなぎ変えます。
@ 端子の接続は下記の通りです。

 スチーマー本体側 ─── 表示ユニット側
───────────────────

 A(細い赤コード)────@ A
 B(細い白コード)────A B
 COM(細い黒コード)──B COM
 (コードなし)──────C(空き)
 (コードなし)──────D(空き)
 GND──────────E 0V
 +B2──────────F +



A 付属品の精密ドライバーを使用して、端子を1本ずつつなぎ変えていきます。
端子ネジは大変小さくなっておりますので、周囲を明るくして根気よくお願いします!

古い温度計から、端子を取り外し・・・

すぐに付け替えます。

つなぎ換えは1本ずつ行ってください。
一度に全部の端子を外すと、接続位置が分からなくなったり、ネジをなくしたりすることがあります。
ドライバーは磁石になっていますので、ネジをドライバーに吸い付けて行うと便利です。
 ※製造時期によっては、磁石に付かないネジを使用している場合があります。
 ※万一、端子ネジを無くした場合は、付属の予備ネジ・座金セットをご使用下さい。

ネジを締めすぎにないようにしてください。
緩まない程度に軽く締まっていれば大丈夫です。
また、一時取り外したコードがスチーマーの内部に落ちないようにご注意ください。

B




端子の接続を確認します。

上記@を参考に接続に間違いがないか、確認します。

※端子の取り付け確認には、特に配慮して下さい。
接続を間違ったまま電源を入れると、損傷したり、正しく表示しない場合があります。


5.

温度計の表示を確認します。

温度計表示ユニットを取付穴に途中まで差し込み、スチーマーの電源を入れます。
※正しく表示され、異常がないことを確認するまでは、奥に差し込まない でください。

正しく表示が出ればOK!
表示されない、温度が正しく出ない場合は以下の「正常に表示されない場合は?」をご覧下さい。


6.

温度計表示ユニットを奥まで差し込みます。


温度表示に問題が無ければ、「パチン」と音がするまで、温度計を取付穴に押し込みます。

温度計は取り外ししやすいように、軽く固定されるようになっています。
奥まで差し込んでも上下にがたつく場合がありますが、異常ではありません。

以上で交換作業は完了です!
お疲れ様でした。


正常に表示されない場合は?

まずは、端子の接続に間違いがないか確認してください。


何も表示されないときは・・・
スチーマーの電源が入ってない。
+B2端子、GND端子の接続が間違っているか、端子が外れている。

「199.9℃」で点滅表示になるまたは、温度が正しくないときは・・・
A端子、B端子、COM端子の接続が間違っているか、端子が外れている。
沸騰しているのに100℃にならないときは・・・
天気予報などで、スチーマーをご使用の地域の気圧をご確認下さい。
天気や標高などの影響で、気圧が低いときは沸騰状態でも100℃にならない場合があります。

上記の点を確認しても問題が解決しないときは・・・
スチーマーの電子回路や本体に異常がある可能性がありますので、弊社までご相談下さい。

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