スチーマー給水口から給水しても中に水が入っていかない
自動給水装置から給水されても中に水が入っていかず、オーバーフローから排水されてしまう
特に10年以上稼働している器体は給水金具に水垢が詰まってしまい、中に水が入っていかないことがあります。
このような場合は、給水金具を掃除して水垢を除去すると直ることがあります。
まずは給水部分の形状をご確認下さい | |||
手動給水 | 自動給水装置付き | ||
電気式スチーマー(1kW) EL−90 シリーズ EL−97 シリーズ ECOシリーズ ガスボイラー付きスチーマー TH−1(B)−90 TH−1(B)−97 |
電気式スチーマー(2kW) DXシリーズ(デジタルタイマー付の機種) GK−97 シリーズ ガスボイラー付きスチーマー TH−1(D)−90 TH−1(D)−97 |
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ガス式スチーマー |
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※ ご注意 ※ | |||
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必要工具 準備するもの | |||
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上:モンキーレンチ 下:スパナ |
@ カバーを取り外して給水金具を露出させます | |
手動給水の場合 給水口から下に伸びているパイプ付け根にあるカバーを外します |
自動給水装置付きの場合 自動給水装置操作盤の後に付いているカバーを外します |
カバーの奥を赤矢印の方向に摘みながら・・・ | カバーを固定しているネジ3ヶ所を外します |
青矢印の方向に引く | カバーを少し持ち上げてから、手前に引き出すと外れます |
A給水金具の形状を確認します 右写真のプラグ(小)(大)が付いている四角形の給水金具をご確認下さい。 また周辺のゴミ・ホコリなどを取り除いて下さい。 ※給水金具にプラグ(小)(大)が付いていない場合は清掃作業が出来ません※ カバーを元通りに取り付けて作業を終了して下さい。 |
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※写真は今回の作業と異なるガラス管部分ですが プラグの外し方は同じです |
Bプラグ(小)を外します プラグ(小)に14mmスパナ(またはモンキー)をかけて、左に回す(反時計回り)と外れます。 この際ゲージ金具の連れ回りを防ぐために、金具本体を21mmスパナ(またはモンキー)で固定しながら回すようにして下さい。 ※回す方向にご注意下さい※ 逆方向(締め付け方向)に回すと、プラグが破損します。 ※プラグが固く、外しにくい場合があります※ 無理に回さずCRC556などの油を少量ずつ差しながら、慎重に外して下さい。 外したプラグは水あかを落とし、きれい洗って下さい。 |
※写真は今回の作業と異なるガラス管部分ですが プラグの外し方は同じです |
Cプラグ(大)を外します プラグ(大)に19mmスパナ(またはモンキー)をかけて、 右から左に回す(反時計回り)と外れます。 Bと同様ゲージ金具の連れ回りを防ぐために、金具本体を21mmスパナ(またはモンキー)で固定して回すようにして下さい。 ※回す方向にご注意下さい※ 下から見上げて、左回り(反時計回り)の方向です。 逆方向(締め付け方向)に回すと、プラグが破損します。 ※プラグが固く、外しにくい場合があります※ 無理に回さずCRC556などの油を少量ずつ差しながら、慎重に外して下さい。 外したプラグは水あかを落とし、きれい洗って下さい。 |
D横穴の水垢を除去します 横穴部分に割り箸などを差し込み、前後に擦りながら詰まっている水垢を除去します。 竹箸など堅めの物を使うと作業がやりやすいです ※水垢が固く割り箸を差し込めないような場合※ ドライバーなどを差し込んでも構いませんが、下記Fに記載してあるプラグ当たり面やネジ部を傷付けないように慎重に行って下さい。 また10cm以上奥に差し込まないようにご注意下さい (内部のヒーターが破損することがあります) |
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E縦穴の水垢を除去します 縦穴部分に割り箸などを差し込み、上下に擦りながら詰まっている水垢を除去します 竹箸など堅めの物を使うと作業がやりやすいです ※水垢が固く割り箸を差し込めないような場合※ ドライバーなどを差し込んでも構いませんが、下記Fに記載してあるプラグ当たり面やネジ部を傷付けないように慎重に行って下さい。 |
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※写真は今回の作業と異なるガラス管部分ですが、形状は同じです |
F給水金具本体を掃除します 給水金具のネジ部やプラグ当たり面にゴミや水あかが残っていると水が漏れる場合がありますので、きれいに取り除いて下さい。 ぞうきんなどを使うと便利です。 ※水垢が固く割り箸を差し込めないような場合※ ドライバーなどを差し込んでも構いませんが、下記Fに記載してあるプラグ当たり面やネジ部を傷付けないように慎重に行って下さい。 特にネジ部やプラグ当たり面にゴミや水垢が残っていると、水漏れ止まらなくなる場合があります。 |
Gプラグ(小)(大)を掃除します ネジ部やプラグの当たり面にゴミや水垢が残っていると、水が漏れる場合がありますので、きれいに取り除いて下さい。 ぞうきんなどを使うと便利です。 |
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Kカバーを元通りに取り付けます | |
手動給水の場合 | 自動給水の場合 |
化粧板(赤矢印)をカバーの折り返しの内側に入れて 取付穴(青矢印の3箇所)にカバーのツメを差し込みます。 |
カバーを少し上から差し込んで、下に被せます。 カバーの上部を本体のツメ(銅板)の内側に差し込み、隙間の無いように取り付けて下さい。 最後にカバー底部に固定ネジ3ヶ所を取り付けて下さい。 |
これで給水金具の清掃が完了です! おつかれさまでした |